□ 解説5


密度の高い、比重の大きな流動化処理土は作ることができるか、また、なぜ、密度の高い方が優れているのか?

 また、一軸圧縮の際でも、破壊しそうになった後でも、直ぐ壊れずに、以後の歪みの増加に耐えて、少しでも強度を保ち続けようとする領域が、しばらく続いているように見えることは一般の土にはあまり見られない挙動でした。
 地盤は脆くなく、完全に壊れてしまうまでにかなり粘り強い抵抗を示してくれることが望ましいのは言うまでもありませんから、この場合、やはり可能な限り高密度な処理土を造ることに努めることが、やはり必要であると信じています。

 

 

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