(1) 各種ライフライン等の埋設物の埋戻し

 
 
「流動化処理工法」はそのために開発されたとも言える工法ですから、各方面の使用者からは好評を得ております。配合次第で再掘削も容易ですし、地下水位の高い地区、水中での施工も問題ありません。また、前にも述べたように、地震時の地盤の液状化による浮き上がり等の心配も全くありません。

 街路下での工事では、舗装の早期復旧が必要です。流動化処理土の埋戻し部を舗装の路床、あるいは路盤に匹敵する支持力にできますので、在来工法の場合のように舗装の仮復旧を必要としないことは前述の通りです。作業時間の制約のある場合には、固化速度の早い特殊固化材の使用、更に混合時の温度を高めることなどで、著しく固化を早めることも可能です。

  

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