流動化処理工法の生い立ち

 
 「流動化処理工法」と聞かれると、多くの方が当今、問題になっている建設副産物である、建設発生土、泥土の有効な再利用のための工法として開発された、新しい工法と理解しておられるようです。それも間違いとは言い切れませんが、実はこの工法の生い立ちは、未だ建設副産物の処理が問題になる以前の、昭和60年以前に遡る経緯があるのです。 現在、この工法はかなり広く建設業界に受け入れられるようになりましたので、「流動化処理土、流動化処理工法」の命名者と、自ら任じている本機構の名誉理事長の久野悟郎の懐旧談の形をかりて、この工法の出生の過程をご説明したいと思います。
 今後、ご利用頂く上に、お役に立つと信じますので、少し長くなりますが、ご興味があれば是非お読み下さるようお願いいたします。

解説1

盛土などの土構造物の築造には締固めが不可欠であるが、それを妨げる特殊事情が日本では多すぎる

解説2

どんなに努力しても締固めが難しい場合はどうしたらよいか? 
「コンクリート」を真似ての「土のコンクリート」を作る試み